私がやった事、どっから入手したのか分からないXT890 Stock boot.imgのUnpack、default.propのro.secure=0化とRepackです。
unsecured kernel作ったって事です。
そもそもなんでunsecured kernelが使えるのか?というところですが、RAZR i XT890はBootloader Unlockが可能なモデルです。
Unlock手順についてはこちらを
RAZR i XT890 boot.imgのUnpack/Repack方法についてざっくり書きます。
Unpack
- バイナリエディタでboot.imgを開く
- "1F 8B 08"で検索する。
数件ヒットするかと思いますがramdiskの部分は"Failed to allocate space for phdrs"と書かれているところの少し下になります。
"1F 8B 08"はgzipのヘッダー - "1F 8B 08"から後半の"FF"で埋められてるエリアの手前までをコピー
- 3.でコピーしたものをramdisk.cpio.gzという名前で保存
gzipで圧縮されたcpioって事ですね。 - ramdisk.cpio.gzを展開する…Windows環境でも7-Zip等で展開出来ます。
- gzip圧縮されたcpioを作る。名前はramdisk_mod.cpio.gzとします
作業はLinux環境で行う。
cd ramdisk_mod find | cpio -H newc -o | gzip -9 > ramdisk_mod.cpio.gz
- バイナリエディタでramdisk_mod.cpio.gzを開く
- ramdisk_mod.cpio.gzをboot.imgの抜き出した部分に上書きし、保存
ファイルサイズをオリジナルのboot.imgと同じにしてあげる必要があります。
"00"で埋めてあげればOKです。
こんな感じです。
Motorolaさん、XT890のkernel sourceはよ!