気がついたらMotorola製Android端末ばかりを購入しており、MotorolaRAZRは7台目のMotorola製Android端末である。
今回購入したのはVerizon DroidRAZR XT912では無く、UK SIMロックフリー版XT910
Motorolaのフラグシップモデルではあるがお値段はそこそこ安く送料込みで5万円程度である。
Spec Summary
- OS:Android 2.3.5(Gingerbread)
- NETWORK:WCDMA 850/900/1900/2100,GSM 850/900/1800/1900
- SIZE (H x W x D): 130.7 x 68.9 x 7.1 mm
- WEIGHT:126 grams
- DISPLAY TYPE:SuperAMOLED Advanced (16M colors), CorningR GorillaR Glass
- DISPLAY SIZE:4.3-in.; qHD (960 x 540) PenTile matrix screen
- SoC:TI OMAP 4430 1.2GHz
- RAM:1024MB
- ROM:16GB
- microSD:up to 32GB
- Camera:8MP AutoFocus LEDFlash
- FrontCamera:0.9MP
- Battery:1780mAh built-in
HD解像度端末が出始めている今、qHD解像度なのは少し残念ではあるがOMAP4430 1.2GHzでRAM1GBとスペックは十分高い。
バッテリーを取り外すことが出来ないのはマイナスポイントだが厚さ7.1mmとNECカシオMEDIAS WP N-06Cの7.9mmよりも薄く、ジーンズの後ろポケットに入れていても気にならないレベルである。
Good
Body
ボディの作りが非常に良い、玩具っぽさは皆無。
また、電源、ボリュームキーも程よいクリック感があり押し心地が良い。
電源ボタンがサイドにある点もポイントが高い。
Motorola端末の多くが上部に電源ボタンが配置されており、HomeKeyも物理キーでは無いためスリープの解除をするために無駄な指の移動が発生していた。
MotoRAZRはサイド、ボリュームキーの上あたりに電源ボタンがあり、無理なく電源ボタンにアクセスする事が出来る。
Weight
この端末サイズ、バッテリー容量で重量126gと130g以下に収めてきたのは凄い。
SamsungGalaxyS2は116gと更に軽いのだが手に持った感じはあまり変わらないかな?といったところ。
これは直前までDroidBionic(158.8g)やDroid3(184g)といった非常に重たい端末をメインで使っていたからではあると思うが。
長時間使っていても疲れない重量…端末は軽ければ軽いほど良いと改めて感じた。
SuperAMOLED Advanced qHD Display
PentileMatrixであると知り、購入するのを止めようとも思ったが実際に実機を見てみると言われなければPentileであると分からないくらい気にならない。
左がMotoRAZR(PentileMatrix)、右がDroid(RGB Stripe)
実際にマクロ撮影してみるとPentileだなぁ…こりゃダメだなぁ…といった感じにはなるのだが実際に使ってみるとそれほど気にならない。
ただ、この辺はダメな人にはダメだと思いますが…
あと、MotoRAZRはデジタイザとAMOLEDが接着されている。
上の写真は左がMotoRAZR、右がBionic…ちょっとわかり難いのだがBionicの方はデジタイザとLCDパネルが離れているのに対し、MotoRAZRはデジタイザとAMOLEDが密着している。
デジタイザの下に埃が侵入するという事は起こらないだろう。
BatteryLife
取り外すことは出来ないのだが、大容量のバッテリーを搭載しているためバッテリーもちはなかなかのもの。
WiFiで使用した場合、ディスプレイ点灯時間5時間くらいでバッテリーが空になる感じ。
ヘビーユーザー(サボリーマン)だと一日バッテリーもたないと思うが普段真面目に仕事しているような人であれば余裕で一日持つのではなかろうか。
バッテリー交換が出来ないため、予備バッテリーを持ち歩き切れたら交換といった運用は出来ないのだが充電がとても早いので継ぎ足し充電しながらの運用がし易い。
1.5A出力のQE-PL201に接続した場合、1時間で50%弱ほど充電できる感じ。
バッテリーが取り外せないので端末がフリーズした際どーするのよ!となるかと思いますが、VolDownと電源ボタンを10秒ほど長押しする事で強制的にリブートさせる事が出来るのでご安心を…
GPS
流石Motorolaと言った感じだろうか。
衛星を掴むのも早いし精度もなかなかのもの。
Not so good...
BodySize
巨大過ぎで薄すぎなボディは持ちにくく片手で使うにはかなり厳しい。
写真はDroid3と並べて撮影したものなのだが比較的大きなDroid3(4インチ)がとても小さく見える。
こちらはDroid(3.7インチ)との比較写真…手の小さな人にはお勧めできない。
ただ、はじめから片手で使うのを諦め、両手で使うものだと思い使う分にはこれくらいのサイズの端末はブラウジングするのにはなかなか良いのではないだろうか。
Camera
Motorolaなので最初から期待していなかったのだがやっぱMotorolaでした…
明るい所での撮影はそれなりに映るのだが少しでも暗い所で撮影しようとするとアウト…メモ程度にしか使えない。
カメラの起動、フォーカス合わせの時間自体はそこそこ早いので写り具合を諦められれば悪くは無いのではと…
Carrier Information
MotorolaAtrix4Gを使ったことのある人なら分かるかと思いますが、StatusBar左はじにキャリア名が常に表示されます…
まぁroot取ってちょこちょこっと書き換えればなんとでもなるのですが…
Conclusion
巨大な端末サイズとカメラの写りの悪さが許せるのであれば買っても良いのではなかろうか。
現段階では出来ないのですが、BootloaderUnlockが出来る事になりそうなのと今後ユーザーが増え、ごにょごにょして遊ぶ人が増えそうなのでカスタマイズして遊びたい!って人には良いのではないかな?
Nexus買えばいいじゃん?Motorolaが好きなんですよ…